日本と全く変わらない和食を食べさせてくれるお店!
こんにちは、ベトナムナビです。海外旅行に行っても途中で一度は和食を挟みたい。一度と言わずできれば食事だけは和食でないとダメ。しかも、できれば日本と同じ味でないと辛い!な~んて日本食ひとすじ和食党なアナタにも文句を言わせません!今日は日本と全く変わらない和食を食べさせてくれるお店「吉野」をご紹介いたしましょう!
随所に表れるオーナーのこだわりの数々!
お店に入るとまず目を引かれるのがこの桜の花が描かれた天井とそれを映す黒い大理石の床。「ここはどこだったかしら?」しばし南国ホーチミンを忘れてしまいそうになるほど和の調和がとれた空間にウットリしてしまいます。
この「うつし天井」はこちら「吉野」のオーナーであり、レジェンドホテルのオーナーでもある社長のアイデアで作られたものだそう。90歳を超えてなお現役バリバリでいらっしゃるというオーナー。レストランひとつにも様々なアイデアを出されているそうなんですよ!
ランチタイムメニューは嬉しいお値段で!
牛丼定食 18万ドン
おいしいと評判の牛丼定食。ここでいただくと何だか高級料理のように感じてしまいます(*^_^*)
御弁当 40万ドン
懐石よりもリーズナブルなお値段でお刺身から揚げものまで一通りの「吉野」の味が楽しめます。見た目よりも食べ応えあり。
豚カツ定食 16万ドン
生パン粉で揚げてあるサクサクの衣が特徴です!これまた神戸出身のオーナーのこだわりのひとつ。「吉野」の揚げものは全て生パン粉が使われているんですって!
ざる茶そば(かけそば) 12万ドン
こういうものが食べたくなるんですよね~・・・おそば、おうどんは温かいもの冷たいものが選べます。おつゆは江戸前の濃い味でした。
接待で使うに最適な条件が揃ってます!
4名の個室が3部屋、6名の個室、16名までOKの大部屋あり。その他にも寿司カウンターでは日本人の板前さん、高橋さんがお寿司を握ってくれます。
また、お酒の種類も豊富です。日本酒は久保田や八海山といったこちらではなかなか手に入らない銘酒から焼酎はいいちこだけで4種類。その他にも芋焼酎もありますし、ワインやブランデーも揃えられています。焼酎は3か月までボトルキープができるそう。
プライベートな空間でお料理や日本酒を楽しみながらゆっくりとお話をされるのもいいですし、カウンターでお寿司を握るパフォーマンスを見て楽しむも良し。大事なお客様を連れての接待にも向いているお店と言えるのではないでしょうか?
「おまかせ懐石」で日本の旬を楽しむ。
おまかせ懐石 Chef Recommendation 90万ドン
デザート
懐石料理の他にこちらのお店で人気なのが神戸牛。日本人のお客様にはしゃぶしゃぶ。台湾人、韓国人のお客様にはすきやき。ベトナム人のお客様にはステーキ。が人気なんですって!
最後のこだわりは、完璧な日本語対応にあり。
写真左より料理長河野さん、細谷さん、すし職人高橋さん。
毎日お着物でお客様をお迎えするという「吉野」のおかみさん的存在の細谷さん。お料理やさんの接客をしている時にオーナーに「ぜひに。」と直々にお願いされて、はるばる海を渡ってホーチミンへとやってきたということです。実は細谷さん、これがはじめての海外生活なのだとか。すばらしいバイタリティーですよね。尊敬してしまいますm(__)mそんなハツラツとした細谷さんに言葉と日本の作法を教えてもらいながら日々奮闘しているスタッフのみなさんです。「いらっしゃいませ~。」「ありがとうございました~。」異国の地で敬語を使ってもらうなんて、なんだか申し訳ない気分です(^^ゞ
マネージャーはシンガポール人のジョニーさん。全日空ホテルの日本料理店「雲海」に6年勤め、シンガポールの「なだ万」を経て、こちらレジェンドホテルの「吉野」へ。日本料理店に勤務すること18年のベテランさんです。日本語はもちろんのこと、日本料理にも詳しいので、ひとつひとつお料理に関しても丁寧に説明して下さいます(*^_^*)そんな日本語がお得意な外国人のスタッフの方々に加えて、お寿司職人の高橋さんと料理長の河野さんを中心に日本人スタッフがなんと4名もいるんだそうです!
ひとつのホテルにひとりの日本人スタッフがいるかいないかが普通のベトナムで、ここだけで4人もの日本人を揃えるなんて、「レジェンドホテル、吉野」のオーナーがいかにこのレストランを完璧な『和の空間』に仕上げようとこだわっているかがうかがえますよね。そんな「吉野」からベトナムナビでした。