宮殿のような建物は必見。開け放たれた広い窓からの風と、天井でゆっくりまわるファンが心地良い1区癒しのスポット。
シンチャオ!ベトナムナビです。ホーチミン1区、歩いて行ける博物館といえばこちら「ホーチミン市博物館」。道路から見える屋外展示の戦車やヘリコプターは以前から気になっていたナビ。今日は天気も良いし、こちらのホーチミン市博物館をのぞいてみましょう!
正面の門扉は閉まっているので注意!入口は右側に
向かって右手側リートゥチョン通りとナムキーコイギア通りの交差点が入口。ちなみに正面の門扉はいつも閉ったまま。この日も閉っている正門を見て「今日はCLOSE DAYだわ」と帰ろうとしていた観光客の女性がいましたが、やってます。こちらは基本的に休館日はないようです。入場料は15,000ドン(*2011年10月現在)。
いざ入場!最初に目に入ったものは
パンフレットを片手にいざ入場!まず目に飛び込んで来たのが、これ。このペンギン。高い塀で囲まれた中に入り、何があるのかな~と思っているところにこれ。ナビの数えたところ、館内に4匹いました。思わずシャッターをきってしまったけどもちろん展示物ではありません。ペンギンはさておき進みましょう。
屋外展示からスタート
屋外展示から見て行くことにしましょう。建物内に入らないモノが展示されているのですが、戦車!ヘリコプター!小型飛行機!大砲?となにやら物騒なものばかり。これらはフランスの植民地時代が長かったベトナムが自由を手に入れるために使われた武器なのですね、と胸が熱くなっていたナビ、それにしても暑い!と思ったら午後の日射しを浴び過ぎて暑い!日射病になる前に館内に入りましょう。
戦車が!
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説明文はベトナム語と英語
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ヘリコプターが!
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飛行機が!
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宮殿のような館内へ
正面玄関から入ると広間、奥には階段があります。展示室は左右にわかれ、廊下にもなにやら並べられているようです。自由に見学しましょう。
あ、ミージュアムショップ発見!というよりお土産物屋さんがあります。ガラスのショーケースに並んでいるのはベトナム兵士が使っていた品でしょうか、バッヂやライター、ネームプレートなどなど。と一緒にナゼか仏像が!そして私たち日本人には見慣れた「見ざる、言わざる、聞かざる」が!どういう流れでここに展示されることになったのでしょうか、うーむ、謎です。
テーマごとにわかれた9つの展示室
気を直して展示室に入ってみましょう。展示室は9つ、それぞれの部屋にテーマがあり、ホーチミン市の地質や環境などの紹介や、戦時中の様子などが再現されています。剥製のワニやトラがいたりしてちょっとこわい。またベトナム通貨の部屋には昔のコインや現在流通している紙幣を見ることができます。館内写真撮影は基本的にOKですが、通貨の部屋だけは写真禁止なので注意してくださいね。
バルコニーに出よう、宮殿を楽しもう
ひと通り展示室をまわった後は、2階のバルコニーに出てみましょう。建物正面のバルコニーは旗めく国旗の真下に出ることが出来ます。裏手のバルコニーからは超高層ビル「ビテクスコ・フィナンシャルタワー」が見えますよ。2階の広間には椅子が置いてあり、開け放たれた広い窓からの風と、天井でゆっくりまわるファンが心地良い~。ここだけはゆっくりとした時間が流れているようです。館内の木製の階段や床のタイルもかわいい。
「ホーチミン市博物館」いかがでしたか?一区内、歩いていけるところにこんなに静かな場所があったなんて!ベンタン市場での値切り交渉や、信号のない道路を渡る緊張感で疲れたみなさんにおすすめの観光スポットです。都会の喧噪を忘れてゆっくりとした時間を過ごせますよ。以上ベトナムナビでした。