近いけどあまり知られていない!そんなブンタウの観光のススメ
こんにちは、ベトナムナビです。2020年に入り、ベトナムも年間80万人以上の日本人旅行者を抱えるようになりました。2回目、3回目のリピーター旅行者も増えてきていることでしょう。そこで、今回は2回目以降のホーチミン旅行でおすすめしたい、海の町「ブンタウ」についてご紹介。1泊2日で楽しむための観光のポイントやスケジュールをご案内します。
1泊2日のポイント:テーマを決める
1泊2日のブンタウ旅行のポイントは「現地で何をしたいのか」を決めることです。例えば高級ホテルで過ごすと決めたら、アウトドアの観光はほとんどできなくなります。一方で観光地を巡りたいのであれば、ホテルは寝に帰るくらいなので、ホテル選びよりも現地のスケジュール決めに時間を費やすといいでしょう。
高級ホテルに宿泊するならココ!「マリナベイ」
ここ5年ほどでブンタウは観光地として急成長し、4つ星、5つ星の高級ホテルも多くなってきました。人気どころとしてはプルマン、マリブ、ラマンキャップなどですが、ここでナ1ビがおすすめしたいのは2019年にオープンしたばかりの「マリナベイ」。シーサイドビューと広いプールが自慢です。ちなみにプールは海を目前にしたインフィニティプールです。ブンタウではあまり見かけないので、これ目当てでもマリナベイを選ぶ理由になります。
レストランは2つあり、シーフードもその場でさばいてくれます。客室は広大な敷地を利用したヴィラタイプで、ほとんどの部屋がシービューというのがありがたいですね。また、お洒落な浴槽もついているので、プールや海水浴を楽しんだ後は、一度ホテルに戻ってお風呂につかるのも贅沢なひととき。プールサイドのデッキチェアやカフェに居座って、日が暮れるまで優雅に読書をするのも楽しそうです。
スタッフも誠実・丁寧
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まだオープンしたてなのでとても清潔です
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ベトナム料理以外も楽しんで
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インフィニティプール
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ホアンホアタム通りとトゥイヴァン通り
◆ホアンホアタム通り
ブンタウの市街中心であるホアンホアタム通りとトゥイヴァン通りは必ず押さえておきますぃょう。ホアンホアタム通りはブンタウグルメを食べることができたり、安ホテル、安マッサージ店などが多く並んでいます。トゥイヴァン通りはバックビーチ沿いを走る通りなので、観光の際はタクシーで何度も往復することになります。
◆トゥイヴァン通り
トゥイヴァン通りはメインストリートとなり、中級から高級ホテルまで揃っているほか、バックパッカー御用達のエリアがバックビーチの目前に広がっています。何かと便利な観光地となるので、トゥイヴァン通りとホアンホアタム通りの周辺のホテルに宿泊するのもおすすめです。
海水浴をするならバックビーチとなりますが、遠浅で波が小さい上、現地人向けなので水着ではなく服を着たまま入るのが普通です。海もこれといって綺麗ではないので、無理して泳ぐ必要はなく、南国の雰囲気を感じるだけに徹するのもいいでしょう。トゥイヴァン通りと併せて1~2時間ほど散歩するだけが丁度いいかもしれません。
トゥイヴァン通り
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最近はマリンスポーツもできるようになりました
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グルメはやっぱりシーフード
グルメでまず押さえてほしいのがシーフード。ホーチミンで食べるよりも2割ほど安いです。イカ、タコ、魚、エビ、貝などは一通り食べておきたいところです。ちなみに海の近くは夜になると強い風が吹きつけるので、シーサイドレストランを楽しむならランチがおすすめ。夜にシーフードを食べたい場合は、ナイトマーケットやホテル内のレストランがいいでしょう。
シーフードサラダ
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ブンタウ名物のカードゥイ。鍋でいただくのが普通
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B級グルメも欠かせません!
ブンタウに来たら食べたいのが「バイン・ボン・ラン・チュン・ムイ(Banh Bong Lan Trung Muoi)」と「バインコッ(Banh Khot)」の2つ。前者はケーキ屋やパン屋、専門店で、後者は食堂やレストランで食べることができます。いずれの料理もホーチミンで食べることができますが、ブンタウの名物といわれているので、やはり現地で食べておいてほしいところです。
バインコッはお店によって生地の仕上がり具合が異なります
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お菓子感覚で食べられます
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アウトドア観光を制覇しよう!
ブンタウで観光地巡りをするならば、景勝地、寺院、教会などが主なスポットとなります。もしどれも興味がないようならば、思い切って観光地巡りはやめて、高級ホテルで過ごしたり、グルメ巡りに徹するのも有益な時間の使い方(むしろナビはそういった過ごし方が好きです)。ただし、もし時間が許すならば、ここで紹介する観光地に1つ、2つ足を運んでみてください。
旅行者に一番人気はこちらのキリスト像です。相当数の階段を上がった先にあるので、日ごろ運動不足の人は覚悟しておいてください(笑) キリスト像は内部が空洞になっていて、螺旋階段をあがると像の肩に出ることができ、ここからの眺めが絶景です。注意点としては、観光地にはなっているものの、一応イエスの像は神聖なものなので、短パンやミニスカートでは入ることができません。
昼と夜、2つの市場を歩こう!
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昼は「ブンタウ市場」へナムキーコイキア通りにあるブンタウ市場は市内最大の屋内市場となります。庶民の台所としてまだまだ活躍していて、旅行者にとってもベトナムらしさを感じることができる観光地として人気です。市場内の食料品コーナーではその場で食べられるカニの佃煮などがあり、こちらは食べ歩きや夜食としておすすめです。また、子供向けの玩具や衣類、ベトナム人が愛用するマスクなども売っているので、家族用のお土産としてならいいかもしれません。
まとめて買うと安くなります
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英語を話せる人は少ないので、ジェスチャーで♪
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毎日活気に満ちています
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南国らしいですよね、この風景
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夜はブンタウナイトマーケットへ夜はインペリアルホテル裏のナイトマーケットに繰り出してみましょう。数十の食堂が並び、ベトナム料理から海鮮まで食べることができます。多少であれば値引き交渉もできますので、ちょっと高いな、と思った場合はダメ元で交渉してみるのもいいでしょう。
食堂で香ばしい海の香りが
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雑貨屋台もあります
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食堂エリア
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屋台も多数出没しています
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いかがでしたか。2020年のホーチミン旅行では、ブンタウに1泊2日で観光してみてはいかがですか。ホーチミンの都会とはまるで違う南国旅行を楽しむことができます。以上、ベトナムナビがお届けしました。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2020-02-28