静かなところでロマンチックな夜を過ごしたい方にオススメ!!夜のメコン川でホタルの鑑賞ができます。数々の蛍の光の中で素敵な夜が過ごせますよ!!
こんにちは、ベトナムナビです。ベトナム南部の秘境メコンデルタを巡るツアーはホーチミン観光の名物。今回はメコンデルタ地方ベンチェーにて、「蛍を鑑賞する」ナイトツアーに参加したいと思います。うまくいけば幻想的な光景を見られるかもしれません!
ツアーの開催は昼過ぎからですが、蛍の見学の前にジャングルクルーズも体験できます。
今日のコース内容
13:30 日本語ガイドがホテルでお出迎え
メコンデルタ地方へ出発
~~~~到着後~~~~~
まずはメコンデルタの玄関口ミトーへ
●果樹園
●ジャングルクルーズ
手漕ぎボートにてベンチェーへ
●ココナッツキャンディー工場の見学
●ハチミツ農園の見学
●ニシキヘビを首に巻いて記念撮影
モーターボートにて離れ小島へ
夕食 メコンデルタ名物のエレファント・イヤー・フィッシュ(象耳魚)をご堪能
●夜の帳が下りたころ、ボートにのって蛍見学へ
21:00 ホーチミン市内へ
※時期、天候によって、当日はスケジュールの変更される可能性もあります。
専用車にてホテルでピックアップ
参加者は滞在先のホテルのロビーで待っていてください。参加人数によって車のサイズは異なりますが、基本は専用車にてピックアップに来てくれます。蛍ツアーはその他のツアーよりも参加人数もそれほど多くないので、プライベートツアーのような感覚で参加できるのが魅力です。
車内を楽しもう
ホーチミンからメコンデルタまでは約2時間。道中は日本語ガイドがメコンデルタ地方やホーチミンの今と歴史を詳しく教えてくれます。また、車窓に流れる景色も見所の一つ。ベトナムきっての大都会のホーチミン市から、走ること30分程で景色はローカルへと移り変わっていきます。のどかな田園風景、ハンモックが並ぶローカルカフェ、ベトナム人の生活風景をしっかりと目に焼き付けておきましょう!また、車内はWi-Fiが通っているので、観光情報を検索してもOK!
まだ走り始めて数分。ホーチミンは都会です
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すぐにこんな田舎の風景に変わっていきます
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時期によってはスコールに降られることもあります。しかし問題ありません。
日本のようにいつまでも続く長雨ではなく、数十分でやむのがスコールの特徴。今回も降り始めは豪雨でしたが、15分程走ればからりと快晴に戻りました!
スコールは傘で凌げるものではありません
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これも東南アジアならでは
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スコールがあがった後は涼しくなるので、むしろメコンデルタツアーには過ごしやすい気候となるでしょう。 |
雄大なメコン川
メコン川は4000kmに及ぶ長い川。ミャンマー・ラオス・ベトナム・カンボジア・タイといった国々を跨ぐ世界でも代表的な国際河川です。メコン川はカンボジア語で「母なる川」という意味。ベトナムでは9つに分岐されていることから「九龍(クーロン)」と呼ばれることも。メコン川では現在も多くの貧しい方が水上生活を余儀なくされており、生活に欠かせない場所ともなっています。また、メコン川の底から引き揚げられた砂は建設のために使われています。
果樹園へ
メコンデルタの玄関口を渡り、メコン川を跨ぐ長い橋を越えると、目的地である「ベンチェー」と呼ばれる町に到着します。車はコース終了まで乗りませんので、忘れ物にご注意ください。降車後は歩いて果樹園へ向かいます。道中は自然に覆われたのどかな道を進みます。要所で立ち止まり、ガイドが木々や果物の説明をしてくれます。
森林ですねー
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周辺に住んでいる人も多いです
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ジャックフルーツ。市場や屋台でお馴染みです
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椰子の葉。家の屋根になります
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こちらが果樹園。いくつかの古屋で構成されています
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5種類の果物をご堪能ください
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ジャングルクルーズ
果樹園をさらに進むと、小さな手漕ぎボートでメコン川を下る「ジャングルクルーズ」を体験できます。
雄大な大自然に覆われた中、背の高い林は壮観。不安定なボートはちょっとスリリングです。
三角帽子のノンラーは無料で貸してくれます
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まるでテーマパークのアトラクションのようですね
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これぞ東南アジア!ではないでしょうか
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日本では決して体験できません
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楽しめる3つのコース
●ココナッツキャンディー工場ボートを降りた先は、ココナッツキャンディーが作られる工場を見学できます。
この時間はすでに作業は終わっているので、その作業工程をガイドが解説してくれます。その後、ココナッツキャンディーを購入することができます。スーパーで買うよりも安いので、ばらまき土産に選んでもいいかもしれません。キャンディーはココナッツ、ドリアン、ショウガ、笹の葉、チョコレート、ピーナッツの6種類から選べます。
●ローヤルゼリー&蜂の巣
工場の見学を終わったあとは、同じ敷地内でローヤルゼリーのジュースを試飲することができます。ローヤルゼリーは働き蜂が分泌する特別な蜜で、女王蜂が食します。ローヤルゼリーはタンパク質が豊富でそれ以外にもブドウ糖、脂肪、ビタミン、ミネラルも含まれています。肝機能の改善やコレステロールの低下にも期待できる高級な蜂蜜です。ここで純度の高いローヤルゼリーを購入することもできます。
ローヤルゼリーを薄めた飲み物
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一つのコロニーに対して女王蜂は一匹。働き蜂は人間を刺したら死んでしまいます。
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参加者が持ってみることもできますが、刺される危険もありますので自己責任でお願いします。 |
●ニシキヘビ体験
続いてはニシキヘビを手に持ったり、首に巻いたりする体験コーナーです。ニシキヘビは2週間に1度、生きた鶏を餌に食べるそうです。度胸がある方は、首に巻いて記念撮影をしましょう!
ナビは勇気がありませんでした
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女性の方は意外と勇気があるご様子でした
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今度はモーターボートに乗って、離れ小島まで向かいます。ツアーもいよいよ佳境に入ってきました。メインの蛍鑑賞まであと少しです。夕日がメコン川に沈む様子も時間帯によっては見ることができます。神秘的な光景ですので、是非鑑賞したいところです。
離れ小島で夕食タイムです。のどかな敷地内には水牛もいます。
食事はメコンデルタ地方名物のエレファント・イヤー・フィッシュ(象耳魚)の生春巻きや、その他ベトナムの名物料理を堪能することができます。
夜まで待機
夕食をとった後は、いよいよお待ちかねの蛍鑑賞となります。ただし、蛍は無論夜でなければ光りませんね。ということで、ガイドの指示があるまではこちらで待機することになります。今回は夕食後30分程待機していると、あっという間に辺りは暗くなりました。時間までは敷地内を散歩したり、参加者同士でおしゃべりして過ごしてください。
蛍鑑賞
蛍鑑賞はここまで来たモーターボートに乗ります。日が沈んだ直後のメコン川は紫色へと輝き、現実とは思えない素晴らしい光景を見ることができました。僅かな余韻を残し、辺りはすぐに真っ暗になります。
蛍は時期問わず年間を通して見ることができます。豪雨や長雨が降ったあとは飛べないため見えないこともあるようですが、その場合も待機時間を長くするなどしてガイドが工夫してくれますのでご安心ください。
徐々に暗くなっていきます
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辺りはひっそりと物音しません
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蛍はその目で確かめてください
残念ながら、辺りが真っ暗なため、ナビのカメラで蛍の写すことはできませんでした。すみません……。しかし、この目では何十何百と淡い光の点が無数に飛び交う光景を見ることができました!その光景はまさにクリスマスツリーのイルミネーション。幻想的な光景で、しばし現実を忘れるほど。参加者もみなさん感嘆の息を漏らしていました。
まったく写りませんでしたが、無数の光が交錯していました。オレンジ色の丸い点が一応蛍です…
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ガイドが網で蛍を捕まえてくれます
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いかがでしたか。今回は午後からスタートなので、午前中はカフェでゆっくりしたり、体力を温存しておきましょう。ガイドに聞いたところ、蛍が見れないときというのはあまりないようです。それを聞いたら安心できますね。幻想的な光景に出会え、東南アジアの雰囲気に浸かることができるツアーが今回の特徴。興味ある方は是非ご参加ください。以上、ベトナムナビがお届けしました。