欲張りなあなたへ!クチトンネルとメコンデルタを1日で制覇できるツアーをご用意しました!これ1つで南部の重要なところは制覇できますよ!
こんにちは、ベトナムナビです。ベトナム南部の郊外スポットと言えば、「クチトンネル」と「メコンデルタ」が代表的です。しかし、この2つはエリアが異なるため、旅行会社を探しても、クチとメコンを同時に楽しめるツアーを見つけるのは困難です。「でもなんとか探して!」という要望も多く見受けられたため、ナビが必死になって探したところ……見つけました!
ということで、今回参加するのは「クチトンネル&メコンデルタを1日で楽しめるツアー」となります!では、早速ツアー概要を紹介したいと思います。
本日の日程
7:30 ホテルへお迎え(1区及び3区内。それ以外はデタム通り集合)
9:00 クチトンネル着 ※道中一度休憩有り ※入場料9万ドン別途有。バス車内で徴収します
~コース~
●クチトンネルを体験。ベトナム戦争を知ろう
●ライフルの試射(有料)
10:30 出発
12:30 昼食 ※道中のレストランに立ち寄ります
13:45 メコンデルタ地方の玄関口ミトーに到着
~コース~
●果樹園を散策
●小船に乗ってメコン川クルーズを満喫
●ココナッツキャンディーの製造場を見学
●ローヤルゼリーを試食
●ヘビを首に巻いて記念撮影
15:30 ミトー発。一路ホーチミンへ
17:30 解散
※時期、天候によって、当日はスケジュールの変更される可能性もあります。
出発
ホテル及びデタム通りで参加者をピックアップしたあとは、ホーチミンを離れ、一路クチトンネルへ向かいます。通常のツアーは英語ツアーとの混載が多いのですが、こちらのツアーは人気のため、日本人参加者のみの専用車となります。ガイドは日本語が上手なので、何でも質問してください。道中はガイドがベトナム及びこれから行く目的地の歴史情報を教えてくれますので、しっかりと学習しましょう!
ユニークガイドが説明してくれます。これで旅の満足度も倍増です
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日本の建設会社が造った道路らしいです
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序々にのどかな風景へ
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車窓を流れる景色も是非楽しんでください
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クチトンネルはベトナム戦争の源泉地となった場所として知られています。南ベトナム解放軍が前兆250kmにも及ぶ地下通路を作り、ゲリラ作戦を決行した場所で、アメリカ軍は苦戦の末撤退を余儀なくされました。最初はビデオにてベトナム戦争を学びます。パンフレットも貰えるので、併せて確認しておきましょう。
日本語ナレーションです
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クチトンネルの経路や、当時使われた武器の紹介
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激戦区を歩く続いて敷地内を歩きます。雑木林に覆われたここで、当時ベトコンとアメリカ軍の戦いが行われました。現在でも地雷を踏んで動けなくなった戦車や、クチトンネルの通機構、トラップなどが残されています。その多くは観光客向けに整備されていて、記念写真を撮ることもできます。
ブービーとラップの数々
当時、解放軍はアメリカの最新の武器や爆撃に対して、すべてアナログとも言える戦術をとっていました。忍者屋敷にもありそうな落とし穴や、毒針の付いた鉄球などを駆使して戦いました。針にはヘビの猛毒を塗っているので、数分で死に至らしめることが可能でした。
トンネルを使ったゲリラ作戦
トンネルの穴は小柄なベトナム人がやっと入れる小さなものでしたので、アメリカ軍は、穴を見つけてもどうすることもできませんでした。そして、小さな穴は無数にあり、解放軍は容易にアメリカ軍の背後に回ることができました。また、中にはアメリカ軍が入れる大きな穴を用意して、中に入った彼らを待ち伏せして攻撃する戦術も有効でした。結局、アメリカ軍は、解放軍のゲリラ作戦を最後まで攻略できず、撤退することになったのです。
こちらの模型は、当時の様子を再現したもの。アメリカ軍が落とした不発弾を慎重に解体し、中の火薬を抜き取る作業です。一歩間違えれば爆発する大変危険な作業でした。当時解放軍は、このゲリラ作戦に妙案を見出しており、アメリカ軍が落とした武器や爆弾は使わなかったと言われています。使い慣れない武器よりも、自分たちで考え、慣れたトラップや武器に作り変えたのです。
最後はライフルの射撃体験をすることができます。こちらは別途有料なので、興味のある方だけご参加ください。アサルトライフルやマシンガンなど複数種類の銃器から選ぶことができ、それぞれ料金が変わります。発砲音が大きいので、試射する際は、必ずイヤープロテクターを付けて下さい。
誰でも打つことができます。お気軽にご参加ください
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イヤープロテクターは必須です
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試射体験が終わったら、出口付近でしばしの休憩タイム。簡単な軽食とお茶を出してくれます。
この後は、再びバスに乗って、メコンデルタ地方へと向かいます。
ローカルな町並みが続きます
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東南アジアらしいですね
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大地の恵を讃えたメコン川は、ミャンマー・ラオス・ベトナム・カンボジア・タイを跨ぐ国際河川の一つ。メコンとはカンボジア語で「母の河」という意味があります。ベトナムでは9つの支流があることから、「九龍(クーロン)」と呼ばれています。メコン川には、今もなお水上生活をしているベトナム人が多くいます。
果樹園
ミトーはメコンデルタ地方の玄関口と呼ばれています。今回のツアーはミトーまで車で行き、ここからボートでメコン川を渡り、ベンチェーと呼ばれるエリアまで行きます。
道中はココナッツやバナナ、ジャックフルーツなどの木々を見学し、果樹園で5種類のフルーツを試食します。
この手漕ぎボートに乗ってメコン川を周遊します。不安定ですので足元にご注意ください。お一人一つ三角帽子のノンラーを貸してくれますので、気分はすっかりベトナム人ですね。背の高い木々が生い茂り、野鳥の声が聴こえるのどかな景色が広がっています。
おじさんも慎重に漕いでいます
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大自然を感じます
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ちょっとしたアドベンチャー気分を味わえます
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何が出るか……それは乗ってのお楽しみです
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ココナッツキャンデー工場手漕ぎボートから降りたら、ココナッツキャンディーの作業現場へ向かいます。ココナッツを砕いて繊維を取り除き、汁を水あめ状に溶かします。その後型に嵌めて、固まったところでナタで一口サイズにカットすれば出来上がり。ここでもココナッツキャンデーは販売しており、スーパーよりも割安で購入することができます。味はココナッツ、ドリアン、ショウガ、笹の葉、チョコレート、ピーナッツの6種類から選べます。
ロイヤルゼリー
蜂の巣箱には数百匹の働き蜂と、一匹の女王蜂がいます。働き蜂が女王蜂に献上する最高級の蜂蜜がロイヤルゼリー。美容と健康にもよく、薄めて紅茶に入れて飲んだりします。働き蜂に毒はありませんので刺されても死にはしません(笑)ただし、刺した蜂は死にます。
手に持つのは本当は危険です
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こちらがロイヤルゼリー
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ヘビを巻いて記念撮影次はニシキヘビをを持って撮影タイムです。ヘビはこのサイズでまだ子供。2週間に一度生きた鶏を餌に与えます。勇気ある方は、手にとってみるだけではなく、是非首に巻いて記念撮影をしてみてください。
モーターボートでミトーへ
上記の工程が終了したら、モーターボートに乗ってミトーへ戻ります。最後のメコン川をよく目に焼きつけておいてください。ミトー到着後はバスに乗って、帰路に向かいます。
今度はモーターボートなので、あっという間に到着します
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船首で写真撮影もどうぞ
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いかがでしたか。午前中にクチトンネル、午後にメコンデルタというちょっとハードなスケジュールですが、1日で二つの観光エリアを満喫することができます。双方とも人気が高いツアーで、ホーチミン観光には外せません。是非ご参加ください。以上、ベトナムナビがお届けしました!