ベトナム全国大自然を体験できる観光エリアを紹介!

東南アジアのベトナムで手つかずの自然を満喫しよう!

こんにちは、ベトナムナビです。東南アジアのベトナムに来たら、「思いっきり大自然を感じたい!」という旅行者は多いですね。特に日本の都会に住んでいると、休日であっても景勝地やアウトドア観光を楽しめるところに行くのは難しいですね。そこで、今回は「せっかくベトナムに来たんだから、"大自然"をテーマにした観光地に行きたい」という願いが叶うナビ厳選の観光エリアをご紹介したいと思います。海外旅行に旅慣れない人でも安心の、アクセスしやすい人気エリアです。

1.砂丘の町ムイネー

ベトナムの有名な観光地といえば、北部ハノイ、中部ダナン、南部ホーチミンの3か所。しかし、今回紹介するのは、それ以外の観光地。「こんなところがあったんだ!」と」ベトナムの魅力を知っていってください。
まず最初にご紹介するのは「ムイネー」。ファンティエットという地域にある小さな港町ですが、ここが欧米人観光客に非常に人気。ムイネーの最大の特徴は2つの「砂丘」。市街地に広がるイエローサデューンはそり滑りができる子供向けの黄砂。町はずれにあるホワイトサデューンはジープやバギーに乗って砂丘は走ることができる大人向けの白砂となります。また、それ以外にも南シナ海を見渡しながら楽しめる大きなゴルフ場などもあり、まさに自然と一体になることができます。
また、ムイネーはコテージやロッジ風の宿泊施設が多いことでも知られていて、メインストリートのグエンディンチウ通り沿いには、この手のホテルが十以上並んでいます。星付きのラグジュアリーホテルはありませんが、さざ波をBGMにビールを飲んだり、生演奏を聴いたりできる南国の楽園風情を楽しむことができます。
グエンディンチウ通り

グエンディンチウ通り

イエローサデューンです

イエローサデューンです

ⒸPixabey

ⒸPixabey

ⒸPixabey

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2.雄大な自然を体験「メコンデルタ」

続いては「メコンデルタ地方」。メコンデルタは南部に位置している広い地域で、ホーチミン発のジャングルクルーズが楽しめるメコンツアーの催行地。ツアーでは玄関口であるミトーやベンチェー程度しか行きませんが、個人で移動手段を手配できれば、その先のカントー、チャウドック、ハーティエンまでバス旅を楽しむことができます。特にカントーは自然と共存している水上家屋や、メコン川の支流で毎朝行われる水上市場などが見どころ。日本ではお目にかかえれない大自然と、そこに生きる人々の生活を覗くことができます。
また、ナビでも一押しリゾートエリアとして度々紹介している「フーコック島」。実はこちらもメコンデルタ地方の一角。ハーティンから高速ボートで行くこともできますが、ホーチミンから国内線に乗って空路で行くのが普通。1時間で行くことができます。フーコック島はリゾート開発が進んでいるものの、まだまだ手つかずの自然が多く残るエリア。特に島内東部はまだ未開拓の場所もありますので、バイクをレンタルして探検するのも旅通旅行者の楽しみ。夕暮れ時になると、市内中心のユーンドーン市やオンランビーチに人が集まります。ベトナムで一番美しいといわれるサンセットをロマンティックに眺めることができます。フーコック島旅行はファミリーやカップルなど、大切なパートナーと一緒に行くのが絶対おすすめです。
コショウ畑。自然派観光地もたくさん!

コショウ畑。自然派観光地もたくさん!

美しいビーチでのんびりと

美しいビーチでのんびりと

市内中心部も素朴の一言!

市内中心部も素朴の一言!

ナイトマーケット

ナイトマーケット

魚介ははずせません!

魚介ははずせません!

息を呑む美しいサンセット

息を呑む美しいサンセット

3.ラグーンを見に行こう!中部「ランコー村」

ダナンから車で小一時間ほどで行くことができるランコー村は、まだ日本人にはそれほど知られていない穴場観光地。道中通る「ハイヴァン峠」はテレビ番組「世界の車窓から」でも紹介された森林の中を走る列車を見ることができます。また、山の麓にはいくつか絶景に出会えるポイントがあり、観光客が記念撮影をしています。中部名物の礁湖やランコー村を見渡すことができ、その自然風景は息を呑むほど。
ハイヴァン峠を越えた先にはランコー村があります。古くから漁村として素朴な生活を続けてきた集落があり、中にはホームステイを受け入れているところもあります。また、同村の傍らに広がるのはベトナムでは珍しい礁湖。海水がいびつな地形の湾内に入り込み、陸地に薄い膜を張るように水が覆っています。自然が織りなす不思議な光景は、遠くから見ると、まるで人が水上を歩いているように見えます。こちらも人気の撮影スポットです。
ハイヴァン峠です

ハイヴァン峠です

峠の山頂にはかつての米軍基地が

峠の山頂にはかつての米軍基地が

コテージの宿泊施設もあります

コテージの宿泊施設もあります

海ももちろん近いです

海ももちろん近いです

礁湖。別名ラグーン

礁湖。別名ラグーン

海産物も有名で、牡蠣の養殖なども行っています

海産物も有名で、牡蠣の養殖なども行っています

ⒸTuấn Mai

ⒸTuấn Mai

北部ハノイから車で2時間半ほど走ったところにあるニンビン省は、山水画の如く美しい自然景観をパノラマで眺めることができる、ベトナム随一の自然観光地。ニンビン省の中でも取り分け行きやすく、また観光客に人気なのが世界遺産に登録されたチャンアン。古都と呼ばれるホアルーと共に、回るのが定番のルート。ただし、チャンアン以外のタムコックも根付く支持されていて、「チャンアンよりもタムコックの方が大自然っていう感じがする」という旅行者も多くいます。
Tuấn Mai

Tuấn Mai

ちなみに、ニンビン省からハロン湾(世界遺産)も近くにありますが、1日で同時に回るのはかなり大変。いずれもゆっくりと見ておきたいので、別の日に改めていくのが無難です。また、ニンビン省は山岳地帯なので気候変動も激しく、また気温も軒並み低いので、ジャンパーや雨合羽の準備も忘れないようにしましょう。
 Tuấn Mai

Tuấn Mai

ⒸPixabey

ⒸPixabey

ⒸPixabey

ⒸPixabey

Loi Nguyen Duc

Loi Nguyen Duc

Loi Nguyen Duc

Loi Nguyen Duc

Ⓒwiki

Ⓒwiki

5.北部中国国境のラオカイ省

最後にご紹介するのはラオカイ省。ハノイ市街地からバスもしくは寝台列車に乗って行くことができ、日本のどの旅行会社もラオカイ省行きのツアーを催行しているほどの有名どころ。ラオカイ省は中国の国境に面している山岳高原地帯で、ここから国境を越えて中国へ入国することも可能。一般の旅行者はラオカイ省にあるサパの町へと行くのが最初の目的。観光客向けに開けている町で、宿泊施設も多々あります。また、毎週末には少数民族のモン族が多く行き交うマーケットも開催され、外国人旅行者にとっての最大の観光スポットとなるでしょう。
Ⓒwiki

Ⓒwiki

もし、もっと自然や少数民族の彼らと触れ合いたければ、ツアーに申し込んでトレッキングやホームステイに参加するのがベストです。トレッキングでは少数民族が暮らす家々を遠くから眺めたり、大高原とも言えるライスフィールドを目の当たりにすることができます。日帰りだと少々困難なので、最低一泊、できれば2泊したいところです。
広大なライスフィールド

広大なライスフィールド

ツーリングも人気です

ツーリングも人気です

棚田

棚田

少数民族と交流するのも

少数民族と交流するのも


いかがでしたか。今回は5つの自然観光地を紹介しました。中部より南は主に海や川を楽しみ、北部は自然山岳高原地帯が多くあるのがベトナムの特徴。日ごろ社会の波に揉まれてストレスや疲労が溜まっている方は、今回紹介した5つの観光地のどれかを次の旅先に選んでみてはいかがですか。以上、ベトナムナビがお届けしました。

関連タグ:自然エリア

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2018-07-20

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