南部ビーチエリア「ブンタウ」に行くべき5つの魅力!

ホーチミン旅行者は漏れなくブンタウに行こう!

こんにちは、ベトナムナビです。ベトナムで最大の観光都市であるホーチミンに旅行に訪れる方は、どんな旅程計画を立てていますか。メコンツアーや水上人形劇場ツアー、それに加えて市内観光とお土産ショッピングのような定番どころのみをスケジュールに落とし込んではいませんか。もちろんそれも魅力ですが、もっとベトナムらしさを体験したければ、隣町のブンタウに行ってみてはいかがでしょうか。今回はブンタウの持つ5つの魅力をご紹介します。

魅力①:ホーチミンで体験できる南国ビーチ

ベトナムは山脈と南シナ海に挟まれた国土を持っていますが、人気の都市であるハノイやホーチミンには海はなく、ビーチリゾートとして挙げられるのは中部ダナンや中南部ニャチャン。しかし、ホーチミン旅行者の中にも「南国ビーチを楽しみたい」、「異国の海を散歩したい」という人もいることでしょう。そんな人におすすめしたいのが「ブンタウ」。ホーチミンからバスで2時間、高速船で90分で行くことができる港町です。
ブンタウ最大の魅力は、御覧のビーチ。とにかく毎日ベトナム人でにぎわっています。ダナンのようなリゾートな雰囲気は乏しいですが、その代わりベトナムらしさ、南国らしさは申し分ありません。ただしベトナム人は服を着たまま泳ぐので、ここでビキニを着るのは少し抵抗があるかもしれません。また、パラソル&椅子は1日5万~10万ドンで貸し出ししています。外国人にはふっかけてくる業者もいるので、何人かに値段を聞いてみるのがいいでしょう。
遠浅の海

遠浅の海

漁船も多く停泊しています

漁船も多く停泊しています

服を着たまま泳ぐベトナム人

服を着たまま泳ぐベトナム人

カメラマンもいます

カメラマンもいます

魅力② ホーチミンとは異なる名物を楽しめる

ホーチミンではフォーや生春巻きといったベトナムの名物を楽しみたいですが、ブンタウではブンタウならではの海の町料理を堪能していってほしいところ。ブンタウで一番の名物といえば、「カードゥイ」と呼ばれる魚の鍋料理。バックビーチなど市街地には、この鍋食堂が数十並んでいますので、見つけるのは容易です。
その他にもベトナム風たこ焼きの「バインコッ」やプチケーキの「バイン・ボン・ラン・チュン・ムイ」、もちろん新鮮な海の幸も欠かせません。ホーチミンで食べるよりも何割も安く楽しむことができます。ちなみにバイン・ボン・ラン・チュン・ムイはホーチミン市街地でも普通にパン屋やケーキ屋でも売っていますが、ベトナム人曰く「ブンタウで食べるからおいしい」とのこと。是非ご賞味ください。
バイン・ボン・ラン・チュン・ムイ

バイン・ボン・ラン・チュン・ムイ

ホタルイカのフリッター

ホタルイカのフリッター

ぷりぷりのエビがたくさん入っているサラダです

ぷりぷりのエビがたくさん入っているサラダです

魅力③ 異国漂う観光名所が盛りだくさん!

ブンタウの楽しみは海水浴とグルメだけではありません。その他の立ち寄りスポットも多く、有名どころは仏教寺院の「タウ寺」、巨大キリスト像のある「キリスト像」、「マリア教会」、さらには大統領の別荘地跡の「ホワイトパレス」、横たわる大仏が名物の「涅槃寺」など、1日では到底回り切れません。
さらに近年ベトナム人の間で人気なのが、こちらのケーブルカーで山頂までいった先にあるテーマパーク。まだ開発途中で年々アトラクションが増えていますが、小さなお子さんがいる家族も楽しむことができます。また、海ではジェットスキーのマリンスポーツもできますが、遠浅のためダイビングやシュノーケリングには適していません。
絶景の景勝地も

絶景の景勝地も

キリスト像

キリスト像

タウ寺

タウ寺

人々の信仰心をのぞくことができます

人々の信仰心をのぞくことができます

魅力④ ナイトマーケットで南国を実感!

ちょっと前まではブンタウのナイトマーケットといえば、バックビーチ正面にある安ホテル街のフォードゥックチン通り(Pho Duc Chinh)にある屋台食堂がいくつか並んでいるエリアを指していましたが、ここ最近はインペリアルホテル裏手にある小規模遊園地傍のナイトマーケットが活気立っています。食堂ではどこでも海鮮を食べることができますし、雑貨屋台が並ぶ区画も分けられてあります。また、家族で行くならば、遊園地も一緒に楽しんでいってください。観覧車やバイキングなどがあります。
海鮮食堂

海鮮食堂

美味しそうな海の幸がいっぱい!

美味しそうな海の幸がいっぱい!

雑貨も見逃せません!

雑貨も見逃せません!

雑貨はどれも数百円で買えるものばかり。もちろん値段交渉も必須です!

雑貨はどれも数百円で買えるものばかり。もちろん値段交渉も必須です!

魅力⑤ ベトナムで唯一のドッグレース

日本では競馬ですが、ベトナムではドックレースがあります(競馬はありません)。ベトナムの法律でベトナム人は賭博が禁じられていますが、ドッグレースは許されていて、国内でブンタウのみ楽しむことができます。賭け方も簡単で、単勝、複勝、3連単を選ぶだけ。競技場で開催されて、出走前はきちんとパドックもあります。また競技場内には屋台も出没します。日本の競馬場とはかなり雰囲気は違う様子。馬券ならぬ犬券が仮に当たっても、せいぜい数百円から数千円程度なので、遊び感覚で楽しむことができ、小さな子供を連れてくる家族層も非常に多いのが特徴です。
ここで犬券を買います

ここで犬券を買います

出走前は独特の緊張感が走ります

出走前は独特の緊張感が走ります

犬の様子を見て決めることも

犬の様子を見て決めることも


いかがでしたか。ブンタウは日本人にはあまり知られていないマイナースポットのようですが、来てみると欧米人は多いですし、ホーチミン在住日本人にとっては週末に気軽に行く観光地として有名です。ガイドブックにあるありきたりなスポットだけを周るのではなく、1日ブンタウを散策してみてはいかがでしょうか。きっといい思い出になるはずです。以上、ベトナムナビがお届けしました!
関連タグ:ブンタウ

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2019-08-23

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