国立大学や各国の領事館、航空会社に博物館、植・動物園など広々した開放的な空間に見どころが点在!ナビがお届けするレユアン通りイーストサイドストーリー!
シンチャオ★みなさま、こんにちは。ベトナムナビです。今日は「ホーチミン1区北エリア」を、こちらに住んでいらっしゃるKさんに案内してもらいながらブラブラお散歩してみようと思います。はるばる、下町ローカルよりセオム(バイクタクシー)に乗ってやってきたナビ、Kさんと待ち合わせの人文大学に向かいます(^O^)/
リッチなキャンバスライフを垣間みる
Kさんがベトナム語を学んでいる人文大学は、レユアン通りとディンティエンホアン通りの交差点にあります。ずいぶん近代的な建物ですよね~。人文大学では外国人を対象としたベトナム語の授業もあります。その難しさから脱落者が多いことでも有名で、ナビも今月(2008年4月)から通う予定なんですが「だ、大丈夫かなぁ・・・^^;」行く前からすでにかなり不安なのでありマス(*_*)
キャンパスの中へ入ってみて驚いたのが、中庭や自習室に集うベトナムの大学生たちのノートPCを持つ確率の高いこと!「ここは、本当にベトナム???」と聞きたくなるほどリッチな雰囲気なんですよねぇ~。優秀な国立大学に通うお坊ちゃま、お譲ちゃまは違うものですなぁ・・・
ランチは留学生御用達のお店「クアドン」で
ちょうどお昼時だったので、Kさんの案内で近くにある蟹の麺がおいしいお店「クアドン」へと向かうことに。ベトナム北部料理がおいしいと有名な「H’s cua dong」は人文大学があるディンティエンホアン通りとグエンティーミンカイ通りの交差点、目印にロッテリアがある交差点を左折し、200mくらい歩いたところの路地を右折すると右手に看板が出ています。
お店の看板はこんな感じ。
|
|
お昼時だということもあって、店内には学生らしき人たちで混雑している様子。
|
Kさんもおススメのここの名物麺「Banh Da Cua(バイン ダー クア)」は、蟹のスープをベースに茶色い色の平麺に蟹肉や野菜が載せられている、北部の田舎の名物麺とのこと。ナビは初めてと思っていたら、この麺を見てピン!「こっちのカップ麺で食べたことがあるあるある~!」そうそう、この「Banh Da Cua」のカップ麺はスープはさっぱりしていて、茶色くて平らな麺は薄くてもしっかりとした食感があり、おいしかった記憶がよみがえってきました!
運ばれてきた「Banh Da Cua」、うーん、実物は…具もいろいろ入ってやっぱカップ麺よりずっとおいしそう(*^_^*)一緒に頼んでみたこれまた初挑戦の「さつまいもの葉」と一緒にいただいてみました。
|
|
やっぱり本物は違うぜ!またひとつナビのお気に入りベト麺リストに加えたくなった北部の名物麺「Banh Da Cua」は、見た目よりサッパリした味で万人受けしそうな感じ。料金はサイズによって違いますが、1万4千~1万9千ドン。
|
さつまいもの葉は苦味がなく食べやすい。7000ドン。
|
|
壁にはこのお店がベトナムの雑誌で紹介された記事が貼ってあります。
|
レユアン通り東側出発点は「植・動物園」と「歴史博物館」!
ランチを済ませたナビはレユアン通りに戻って広くて歩きやすい道をお散歩してみることに。レユアン通りの一番東側にあるのがホーチミンのセントラルパークのような場所、「植・動物園」です。中に入ってみると、緑あふれる空間に小さな動物園と遊園地が一緒になり、子連れやデートでも楽しめそうな落ち着いたSPOTといった感じ。だけど象のオリの後ろに高層ビルが見えるなんて、大都市の中の「植・動物園」ってところがセントラルパーク風なんですね・・・
「植・動物園」の隣りにあるのが「歴史博物館」です。建物からして風変わりなのですぐに分かるでしょう。
「植・動物園」から西に向かって歩いてみると、各国の航空会社やイギリス、アメリカ、フランス領事館の広い敷地がこの通りに面して並んでいます。本当にここはホーチミン??と思うほど、レユアン通りは国際色豊かで広々と開放感のある通りなんです。
ちょっとしたローカル気分を味わえる、マックディンチー通り
レユアン通りにあるアメリカ領事館の手前、マックディンチー通りを右折すると、ちょっと静かで落ち着いた雰囲気になっています。高級レジデンスの横にローカルな雰囲気のお店が小じんまり並んでいたりして、これが外国人居住者の多い1区北エリアの象徴的な姿かも。
ベンタイン劇場では年に一度、日本語スピーチコンテストが開催されます。日越歌合戦では、日本人の参加者を募集しているそうなので、「我こそは!」という方は参加してみてくださいネ(*^_^*)
ホーチミン一おいしいブンボー?
このマックディンチー通りにあるお店「BUN BO HUE 31」は、地元で評判のいいブンボーフエというフエ名物の辛い麺の専門店。こちらは「サイゴンで一番おいしいブンボーが食べられる!」なんて言うベトナム人の人もいるとのこと。そう言われちゃ~黙ってられない麺党辛派所属(新人)のナビが、日を改めてうかがいましたので、ここではちょっと紹介しておきましょう!
「うーん、確かにウマイね。ウマイ店っていうもんは、スープや麺はもちろん、肉の茹で加減から野菜の新鮮さまで全部がウマイからウマイ店っていうもんだよね」なんて麺を食べると何故か中尾彬口調で物を語りたくなるナビ。本当においしかったブンボーフエの店、辛い麺ブンボーをおいしいお店で食べたいと思っている方に間違いなくおススメできるお店です!
アメリカ領事館前にレユアン通りの歴史のひとコマがが刻まれています!
レユアン通りに戻って西方向へ向かうとすぐに右手に石碑がたっています。この石碑は1975年4月30日、北ベトナム解放軍戦車による無血入場の際、ここで命を落とした人の為に建てられたものだそう。このレユアン通りをまーーーっすぐ大統領官邸「統一会堂」に向かって北ベトナム解放軍の戦車が突き進んでいったのですね・・・
アメリカ領事館の通りを挟んで向かい側にはいつも永住権を求める大勢のベトナム人の人たちが手続きをするために待っています。
新鮮な牛乳でノンビリ午後のひと時を…
ホーチミンの暑い暑い午後の時間に1区北エリアを案内してくれたKさん。最後は一緒に直営牧場の生搾り牛乳とその牛乳から作られるプリンやヨーグルトが人気のカフェ「KimThanh」でノンビリすることに。
「KimThanh」はレユアン通りとレヴァンフー通りの交差点、レユアン通りを挟んでちょうどアメリカ領事館に待っている人たちの手前を左折して100mほど歩いた左手にあります。
お店の中には何故か?男性客が多くてみんな新鮮な牛乳で一服しています。ナビもKさんと冷たい牛乳で乾杯。「はぁ~。」久々に飲んだ紙パックで常温のまま売られているベトナムの牛乳とは違った新鮮な味わいに感激!その牛乳から作られたプリンやヨーグルトもナチュラルテイスト。「KimThanh」のおいしい乳製品をこの界隈に住む日本人の方がテイクアウトしていくことも多いんですって。
ミルク(砂糖あり、なし) 9000ドン
|
|
イチゴミルク 1万2千ドン
|
FLAN 8000ドン
|
|
YOGHURT 6000ドン
|
ナビがお届けした「ホーチミンの国際通りレユアン通りイーストサイドストーリー」、いかがでしたでしょうか?ホーチミンの旅行でショッピングや市場の賑わいに少し疲れた時には、この1区北エリアまで少し足を伸ばして広くて気持ちの良いレユアン通りをのんびり歩けば、いい気分転換になること間違いなしですよ!以上、1区北エリアからベトナムナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2008-04-18