11月12月はベトナム全土で雨季のピークに。観光は屋内を中心に。
こんにちは、ベトナムナビです。
縦に細長い国土を持つベトナムでは11月及び12月は全土で雨季のピークに。
絶好の観光ハイシーズン!!……とはあいにく言えませんが、この時期のベトナムを一層楽しむためにナビが全力でサポート、情報提供をさせて頂きます(^^)
観光に訪れる際、北部は最低気温15度を下回りますので長袖や上着が必要になります。
中部は平均25度、南部は30度を下回りませんので共に半そででOKです♪
11月&12月のカレンダー
ベトナムは祝日が非常に少ないことでも知られています。新旧正月、及びGWの他には9月2日のみとなります(^^;)
ですので11月12月もベトナム人にとっては祝日はございませんので、観光地も人込みを避けられる点ではメリットがあるかと思います。
ここで紹介するのはベトナムの祭日として指定されている文化的な日です。
一般観光客には縁のない日なのでご紹介程度にとどめておきます。
11月20日「ベトナム教師の日」日本でも教師は聖職者と言われるように、ここベトナムでも教師は敬われるべき職業となっています。
教師が廊下を歩けば生徒は必ずお辞儀をするように、教師はベトナム人に尊敬されています。
その日頃お世話になった教師に花束やプレゼントカードを贈る祭日となっています。
11月23日「文化遺産の日」ベトナム全土にある数々の文化遺産を重んじ、文化保存を意識するために設けられた祭日です。
観光名所などにもなっているスポットでも当日および前後日で何かしらのイベントが行われるケースが多いです。
イベントが決まった際は随時ニュースでアップしますのでご期待ください♪
12月25日「クリスマス」世界で最も有名な祭日として知られるクリスマス。ベトナムは仏教大国ですが、実は人口の2割はキリスト教と言われています。各地には必ず教会が建てられてあり、ミサの時間とともに人々が教会前に押しよせます。
ホーチミンの観光スポットで有名な「聖母マリア教会」もクリスマスの夜は電飾で彩られ聖歌隊の讃美歌を聴くことができます。
若いカップルはバイクに乗って愛を囁き合い、バラやクリスマスカードを女性にプレゼントします。
11月&12月の天気及び気候
ベトナムの気候は乾季と雨季の二季が基本となっています。ハノイでは四季があると言われていますが、日本のような極端な気候の変化はありません。
トラベルガイドブックを読んでいると、雨季のピークは10月で、それ以降は降水量が激減している様子ですが、近年は雨季の期間が長くなっている傾向があるため、11月12月までピークがずれ込んでいる模様です。
またこの時期は台風が複数回直撃するため、豪雨となります。外出する際は注意が必要です。
また、中部地方観光エリアのフエやホイアンはこの時期洪水に見舞われるのが通年となっていますので、特に11月の観光は気を付けてください。
11月&12月の過ごし方
東南アジアに属するベトナムに降る雨は、一時的な豪雨の「スコール」と呼ばれています。
しかし、この時期は1日複数回降り、また台風の進路によっては1日中降り続けることも珍しくありません。
おすすめの過ごし方は基本は屋内の商業施設で買い物を楽しんで、晴天を見計らって外出してください。
また途中スコールに見舞われた場合は近くのカフェで雨宿りをしましょう。
カフェで雨降りのホーチミンとアオザイ女性を眺めてベトナムコーヒーをすする。
そんなゆっくりと流れる時間も素敵です☆
11月&12月のピックアップエンタメ
「ホーチミン廟 開館」
メンテナンスのため9月7日から閉館していたハノイにある「ホーチミン廟」が11月7日から開館いたします。
ハノイ観光の旅行者は是非訪れてみてください。
「ビンコムセンター」
若者のファッションの発信地として、そして観光客のショッピングのスポットとして絶大な支持を得ているのがビンコムセンターです。
新しいテナントも続々出てきていますので、何度行っても楽しむことができます。
「ビンコムセンター A」
ビンコムセンターがホーチミン中心地にニューオープンしました。
西洋を思わせる白壁が特徴のビンコムセンターAはショッピングセンターとフードコートの複合施設です。
新しい観光スポットとして外国人観光客にも話題を呼んでいます。
また、来年を目処に施設内に五つ星ホテルもできるとか…。
これから目が離せません。
「サイゴンスクエア」
昨年リニューアルオープンを遂げたサイゴンスクエア。
ベンタイン市場の近くにもあり、観光客には不動の人気スポット。
雨季のこの時期はサイゴンスクエアで服飾を物色するのに時間を費やしましょう。
「ダイヤモンドプラザ」
雨が降りやすいこの時期はなるべく移動も控えめにしたいところです。
ダイヤモンドプラザは聖母マリア教会の向かいにあるデパートです。
中央郵便局、統一会堂からも歩いて行けます。
雨模様になったらこちらに非難しましょう。もちろんショッピングもおすすめ。
「聖母マリア教会」
クリスマス前後にホーチミンに訪れるのであれば、是非こちらに足を運んでください。
聖夜は電飾で彩られ、讃美歌が響きます。
キリスト教徒ならずともその光景は神聖に感じることでしょう。
いかがでしたか。
ベトナムは社会主義国なのでイベントの数がめっきり少ないが少し残念です。
政府主催のイベントが決まりましたら随時ニューストピックに挙げますのでチェックしてみてください。
ちなみにこの期間を訪れる方は十中八九スコールに遭遇しますので、傘ではなくカッパをご用意ください。
以上、ベトナムナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2012-10-31