日本では夏!ベトナムでは雨季!
こんにちは、ベトナムナビです。7月と8月は日本で言えば夏真っただ中ですね!
ではベトナムでは?ベトナムは乾期と雨季の2季しかありませんので、基本は「雨が降るか降らない」となります。
ベトナム旅行に訪れる方の注意点や過ごし方、一押しエリアなどをご紹介したいと思いますので、是非ご覧下さいませ♪
カレンダー編
8月19日 8月革命記念日(祭日)中部地方20世紀まで政権を担っていた阮(グエン)王朝の崩落。ベトナム最後の王朝と呼ばれる阮朝政権の事実上の終焉となります。
天気・天候編
北部・中部・南部ともにこの時期から本格的な雨季に突入します。1日数回やってくるスコールは前兆がない場合もあります。雨に降られたときは最寄のカフェで待機するようにしましょう。
<北部>
平均気温 33度 降水量 300mm
<中部>
平均気温 33度 降水量 100mm
<南部>
平均気温 33度 降水量 250mm
北部及び中部旅行の注意点
南北に長い国土を持つベトナムでは、地域によって気温と気候がことなります。7月及び8月はベトナム全体を通して暑い気温が続きます。北部と中部はこの時期は日本で言う夏の季節となり、平均気温が非常に高いので暑さ対策を怠りなくしましょう!
また、北部は雨季の真っただ中に、中部は雨季の入口となり、こちらも降水量がかなり異なりますので、旅行計画の参考にしてください。
ピックアップニュース
フエ空港 閉鎖2013年3月からフエ空港は改修工事のため閉鎖されています。
そのため、中部フエに訪れる方は、中部都市ダナン空港に行き、そこからバスでフエまでお越しください。
■フエ空港閉鎖期間
2013年3月20日~11月20日
南部ホーチミンの過ごし方
南部最大の都市ホーチミンはいつだって旅行者の味方。常夏の気候なので年間いずれのシーズンに足を運んでも東南アジアの香りを堪能することができるでしょう。とは言うものの、ホーチミンはこの時期は雨季の最中。午前・午後・夕方・夜とお構いなしに1日数回のスコールがありますので、アウトドア観光はほどほどに室内施設、ショッピング、ホテル内で有意義な時間を過ごすことをおすすめします。
屋内施設で楽しもう
屋内市場は多盛り上がり!
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カフェでまったりするのも♪
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博物館で教養を(^^)
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ショッピング三昧もおすすめです
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7月&8月のおすすめエリア
7月及び8月のおすすめエリアはズバリ『中部地方』。
9月から中部地方は多大な豪雨に見舞われる雨季に突入しますので、中部観光旅行は今年はこれで見収め。ラストスパートをかけるべく、欧米各国から外国人旅行者が大勢押し寄せてきます。
是非、中部の世界遺産を余すことなく満喫してください。
フエ中部北部のフエはベトナムで最初に世界遺産に登録された「フエの建築物」があります。阮朝王宮をはじめ、中華風、西洋風の廟が市街各地に点在しています。また本場フエ料理もいただいちゃいましょう!
ダナン中部地方最大の都市と言えばダナン。近年は観光開発も大分進み、フエやホイアンの中間地点の役割だけに留まらず、ダナンで過ごす旅行者も増えてきています。中でも2012年オープンした「ダナン博物館」、「バナヒルズ」は外国人観光客に支持を集めていています。シーサイドのパラソルの下で飲むトロピカルフルーツもお楽しみに。
ホイアン「ホイアンの古き良き町並み」は世界遺産に登録されています。ダナンからタクシーで南下すること40分程度で着きますので、是非日帰りとは言わずに1泊2泊していってください。また、ガイドブックにも紹介されている日本橋もここホイアンにあります。ベトナムの2万ドン札の裏側にも描かれていますので、要チェックです!
中部世界遺産巡りもおすすめ!
7月&8月でアウトドア観光に徹したいならば、中部地方がおすすめです。
中部には世界遺産が4つ点在しているので、ツアーなどに参加しつつ世界遺産巡りを楽しみましょう♪
ただし、スコールがまったくないわけではなく、1日の内朝と夕刻前には雨に降られることもあります。
チャンパ王国の聖域、ミーソン遺跡
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古き良き町並み、ホイアン
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ベトナム最後の王朝、フエ
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いまだ未開拓、フォンニャ=国立公園
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7月&8月のピックアップグルメ
こちらは「チョムチョム(chom chom)」と呼ばれる果物。
日本ではあまり売られていませんが、東南アジアでは定番の「ランブータン」です。
甘い香りと味わいがやみつきになります。6月から9月頃までが旬の季節となり、コンビニ、スーパー、市場、屋台などどこでも食べることができます。市場で買って、ホテルで食べるのもいいですね。もちろん食べ歩きも♪
いかがでしたか?7月と8月は全体的に雨季の季節。また気温は高いので観光の際は十分な対策が必要です。
中部地方は9月以降は雨季のせいでちょっと危険が伴う観光となりますので、ガイドとしてはこの時期に足を運んで欲しいところです。
以上、ベトナムナビがお届けしました!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-06-26