雨季の入口です。アウトドアエリアへの観光はいまのうちに!
こんにちは、ベトナムナビです。ベトナムの北部と南部では、5月は雨季の入口となります。ベトナム旅行を考えている方は、スコールに注意をする必要があります。また、アウトドアスポットへの観光を検討中の方は、なるべく早い時期に行くのがおすすめです!まだ間に合います♪今回は5月&6月のベトナム情報をご紹介したいと思います。
カレンダー編
5月1日 メーデー(祝日)日本ではこの期間はGWですが、ベトナムでも連休となります。ベトナムは年間の祝日が少ないため、貴重な連休で皆さんはベトナム国内を旅行します。観光エリアは混み合いますので、ホテルのご予約はお早目に!
5月19日 ホー・チ・ミンの誕生日(祭日)ホー・チ・ミン主席の誕生日です。多くのベトナム人が、彼に尊敬の念を抱いています。ホーチミン氏は、子供たちから「ホーおじさん」と呼ばれ、親しまれていました。
天気・気候編
一般的に5月から雨季の季節と言われていますが、5月上旬から中旬はまだアウトドア観光ができます。毎日降る確率もそれほど高くありませんので、1日晴れる日も多くあるはずです。
<北部>
平均気温 26度 降水量 200mm
<中部>
平均気温 28度 降水量 20mm
<南部>
平均気温 30度 降水量 250mm
雨季でも傘は必要ない?
突然の雨に備えて折り畳み傘をバッグに忍ばせておくのもいいのですが、どうしてもかさばりますね。ナビが考えるに、傘は必要ないかと思います。その理由ですが、この時期はまだ毎日降ることはありませんし、降っても数十分。そのために傘を持ち歩くのもちょっとしんどいですね。また、本降りになると、傘でしのげるものではないので、おとなしく屋内施設で雨宿りをすることとなります。
5月&6月の過ごし方~アウトドア観光はお早めに!
雨季に入ると、スコールを気にしながら観光しなければなりません。都心部であれば、雨が降ったらすぐにカフェやスーパーに入って雨宿りをすることができるのですが、郊外エリアだとそうはいきません。5月の上旬から中旬にかけては、まだ雨が降る日も少ないので、アウトドア観光ができるエリアも十分満喫できるはずです。
上述したように、5月はまだアウトドア観光は大丈夫ですが、6月になると序々に厳しくなってきます。ツアーに参加した場合は、道中スコールが降ったら予定の変更などもありますので、満足いく観光ができない場合も……。自然を楽しむような観光旅行を計画する際は、なるべく5月の早い時期にベトナムに訪れるようにしてください。
メコンデルタ地方のおすすめエリア
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ミトー&ベンチェーメコンデルタ地方は、ホーチミン旅行と併せて楽しめる大自然スポット。各旅行会社も多くのツアーを催行していますが、あまり奥へ行き過ぎると1日では帰っ てこれなくなります。メコンデルタ旅行で雨降りに遭遇すると、正直なにもできなくなってしまいますので、日帰りで行けるエリアがおすすめとなります。
ミトーはメコンデルタ地方の玄関口として人気があり、市街地にはミトー市場や永長寺が建ち、ツアーに参加すればメコン川をボートで渡るアトラクションも楽しめます。ホーチミンからミトーまでは90分程度の道のりとなります。
ミトー市場は市内中心にあります
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果樹園はメコンデルタ地方の名物
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メコン川のジャングルクルーズ
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永永寺。大きな仏像が安置されています
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●カイベーカイベーはホーチミン市から車で3時間の場所で、日帰りで行ける水上マーケットが人気あります。そのほか、市街地では現地人で賑わう市場や、くたびれたカフェで、のほほんと時間を過ごすことができるほか、現在都心部では廃れて見なくなった、セーラムと呼ばれる三輪バイクもまだ現役で活躍しています。
カイベーでは水上マーケットの見学できます。日帰りで行けるのが魅力です
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ボートに乗ることも。大自然を体感することができます
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自転車に乗ってサイクリングできるツアーもあります
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セーラムと呼ばれる三輪バイク
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●ドンコイ通り(ホーチミン市1区)6月は雨季に突入しているので、雨が降ったときの観光プランも練らなければなりません。ドンコイ通りはホーチミン市1区の中心地。オペラハウスもこの通りに位置しています。レストラン、カフェ、エステ、ショップが軒を連ねているので、いつ雨が降っても雨宿りすることができます。また、オペラハウスでは定期的にショーやサーカス、オーケストラなどのイベントも開催していますので、当日のスケジュールを確認して、合うようであれば鑑賞してみてはいかがでしょうか。
●ダラット(中南部高原地帯)ホーチミン市内からバスで6時間ほどの場所にある高原地帯ダラット。気候柄豊富な野菜や果物が収穫できるので、料理がおいしいです。アウトドアスポットが多いので、本来ならば5月に行っておきたいところですが、カフェ巡りや、雨が上がったあとのダラット市内の散歩は6月にもおすすめできます。ただし、夜は気温が下がり、半袖ではきびしいので、長袖長ズボンの準備は忘れないようにしてください。
5月&6月のピックアップエンタメ
5月8日 ハロンカーニバル世界遺産に登録されているハロン湾があるクアンニン省で開催されるフェスティバル。花市や花火、芸術、文化などを楽しめるほか、さまざまな公演が企画されています。
6月13日 ベトナムフェスティバル(日本開催)毎年日本の代々木公園で開催されている日越の交流フェスティバル。今年は例年よりも早い開催となります。日越の有名人が多数終結するので、是非ご参加下さい。
6月27日 カラー・ミー・ラン4月11日にホーチミンで行われたカラーミーラン。続いてダナンで開催予定となります。カラーパウダーを浴びながら走るカラーミーランは、2015年度はベトナム三大都市(ホーチミン、ダナン、ハノイ)で開催予定となっています。
5月&6月のピックアップグルメ
森のバターと称される「アボガド」。健康大国である日本でも、アボガドはビタミンBが豊富なことから重宝されていますね。アボガドの旬は4月から10月。つまり5月&6月は一番おいしい季節であり、市場に出回る時期です。ただし、濃厚なアボガドは、その場で食べるのはちょっときついですね。スムージーやサラダの素材としてお楽しみください。
いかがでしたか?まとめますと、5月の早い段階であれば、屋外エリアも楽しめるでしょう。ただし、6月に入ると高い確率でスコールに遭遇するので、屋外で楽しみつつ、雨が降ったらすぐに雨宿りできるエリアがおすすめです。少なくともホーチミンやハノイといった都心部では、雨宿りの場所を見つけるのに苦労はしないでしょう。以上、ベトナムナビがお届けしました!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2015-04-22